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養液栽培に適した植物

  • 執筆者の写真: 佐藤秀行
    佐藤秀行
  • 2月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月16日

「水耕栽培で野菜を作ってます!」というと、「トマトとかですか?」という質問をわりと受けるような気がします。養液栽培=トマトというイメージを持たれている方も多いのかもしれません。前回のブログで養液栽培の方式について書きました。養液栽培には様々な方式があり、その方式に適した植物がそれぞれありますので、養液栽培に適した植物と一言で言っても、そこも分類をする必要があると思います。

わたしは、太陽光型植物工場で葉物野菜が専用のシステム(NFT方式、三菱ケミカルアクアソリューションズ製品のナッパーランド)での栽培経験しかございません。

ですので、わたしが植物工場関係で初めて手にした書籍(古在豊樹監修「図解でよくわかる植物工場のきほん」誠文堂新光社)から少し抜粋してみようと思います。太陽光型植物工場に適した植物、人工光型植物工場に適した植物として以下のように書かれています。

上図で機能性成分という表現が出てきましたが、機能性成分とは、必須栄養素(タンパク質・ビタミンなど)ではないが、健康維持に役立つ機能的な効果が期待される成分のことで具体的には、食物繊維やポリフェノールなどが含まれます。


ちなみにわたしが太陽光型で作っていた「機能性成分を含む野菜・ハーブ類」は以下のものになります。


【作り続けていた野菜】

フリルレタス、レッドオークレタス、カーリーケール、サラダこまつな

スイスチャード、サラダほうれん草、ルッコラ、セルバチコ、パクチー

赤茎ミズナ、ミニセルリー、レッドソレル(オゼイユ)、スティッキオ


【作った経験がある野菜】

グリーンリーフレタス、ロメインレタス、サンチュ、カラシナ、わさび菜

サラダ春菊、クレソン、バジル、ミント、エンサイ、ラディッシュ、コカブ

アマランサス


次のブログでは、これら私が育てた経験のある野菜たちの特性についてお伝えしようと思います。



                  

 
 
 

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