水耕栽培の野菜は高い?
- 佐藤秀行
- 1月17日
- 読了時間: 2分
更新日:1月18日
昨年から野菜の高騰が続いています。
スーパーで買い物をするお客様にインタビューするニュースが連日のように流れています。
特にキャベツの高騰が目立っており、農林水産省によりますと、スーパーなどで販売されるキャベツの価格は、2025年1月6日~8日までに行った調査では、平年の約3.2倍だったということです。そしてこの高騰は春ころまで続くと予想されています。
またはくさいは約2.1倍、レタスは約1.8倍、だいこんは1.7倍と、多くの野菜で平年を上回っています。
わたしが水耕栽培を始めた6年前は、「水耕栽培の野菜は高い」とよく言われ、年間を通して価格が安定しています!というご提案もあまり響かず、商談につながらないケースも多くございました。原価ギリギリながらも、隣に並ぶ露地の野菜とあまり差がないように値付けをして努力を続けていました。しかしいま、スーパーに並ぶ水耕栽培の野菜を見ると、逆に安さを感じるほどであります(今週実際に、立派なフリルレタス1袋168円、たくさん入ったパクチーとカーリーケールそれぞれ198円を買いました。これはかなりお得過ぎますが)
日本の野菜事情だけでなく、世界をとりまく食料、環境、エネルギー資源の対策を考える上で、水耕栽培の植物工場がもつ役割と可能性は、もっともっと大きくなると思います。
矢野経済研究所(東京都中野区)が昨年発表した調査サマリーによると、2028年度の人工
光型植物工場におけるレタス類の運営市場規模は240億円になると予測されています。
水耕栽培の魅力について、これから発信をしていこうと思っています。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
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