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人工光型植物工場での試作

  • 執筆者の写真: 佐藤秀行
    佐藤秀行
  • 5月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月3日

支援させていただいてる人工光型植物工場で、今まではレタスのみの栽培でしたが、新しい野菜の試作を4月から始めました。

すべて4月25日撮影

 (左上)バジル:4月1日播種(24日目)

     しっかり香りもあり、きれいに育っています。

     他の野菜に匂い移りがないようにだけ気を付けなければなりません。

 (中央上)ウォータークレス:4月7日播種(18日目)

     成長が早く、そしてきれいで驚きました。太陽光型の植物工場よりも、人口光型

     植物工場に向いている?と感じました。

 (右上)ラディッシュ(タキイ種苗;ニューコメット):4月7日播種(18日目)

     順調!と思いきや・・・下段でお伝えします

 (左下)赤茎みずな(タキイ種苗;紅法師):4月1日播種(24日目)

     この時期の太陽光型と比べると、茎の赤が出ている感じがします。

     赤茎みずなはそれほど根が張りません。ウレタンから根が伸び出ていない早い段

     階で定植したと想像され、少し枯れが生じました。

 (中央下)かなしな(タキイ種苗;コーラルリーフフェザー):4月1日播種(24日目)

     きれいに育っています。みずなと同じ成長速度と思っていたのですが、それより

     ゆっくりです。

 (右下)ディル:4月1日播種(24日目)

     葉先の枯れもなく、きれいに育っています。


ラディッシュは16個中10個で割れが出ました。一般的に、水不足か収穫遅れで割れが生じると言われていますが、今回はどちらにも当てはまりません。太陽光型で育てていたときは、収穫遅れ以外であまり割れはありませんでした。

原因として何が考えられるのでしょうか。

分かる方がいらっしゃれば、教えて欲しいです。










他に、イタリアンパセリ、パクチーを播種しましたが、1/3ほどしか発芽しませんでした。

ウレタンマットの場合しっかりと養液を浸み込ませはしますが、覆土をする訳ではないので

種と水分の付着面が少ないです。パクチーなど殻の硬い種は、やはり下処理が必要ですね。


次は、レッドソレル、レッドアマランサス、チャービルを試作してみようと思っています。






 
 
 

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